MicrosoftOfficeに付属のOutlookを使用しているときにメール検索を行うと思ったとおりに検索ができないときがあります。
そんなときに確認していただく箇所をご紹介します。
クイック検索
基本的にはこの検索だけ覚えてもらったらいいと思います。

受信トレイの中から目的のメールを探すときに目測で探すのは大変骨の折れる作業です、もちろん見落としもあるでしょうから検索を積極的に使うようにしましょう。
検索対象として探せる項目は以下のとおりです。
・名前、メールアドレス、アドレス帳に登録されている全ての項目
・メールの件名、本文
・添付ファイルのタイトル、添付ファイルの内容(テキストのみ)
・送受信日時
・フラグの情報(期限など)、分類項目
・予定表、タスク、連絡帳の内容
上記画像の検索窓に目的の文字例を入力します。

上記は「原神」という文字例で検索しましたが「原」だけでも検索結果に現れてしまっています。
これでは都合が悪いので検索窓に「”原神”」とダブルクオートをつけて検索して下さい。

これで正しく”原神”で検索されました。
また、検索窓の左にある「現在のメールボックス」は検索する対象を指しています。
ここを「すべてのメールボックス」に変更してみましょう。


今度は「info@ysfarm.jp」以外のメールボックスからも検索して結果を表示しました。
更に絞り込む(演算子の使い方)
上記まではクイック検索を使用した簡易な検索でしたが、もっと詳しく検索する方法をご紹介します。
必要のない人は読み飛ばしてもらっていいです。
※ANDなどの演算子は「大文字」で入力してください。
※␣には、スペースを入れてください。
| AまたはBを含む | A␣B |
| AとB両方を含む | A␣AND␣B |
| Aは含むが、Bは含まない | A␣NOT␣B |
| AかBを含む、AB両方を含む | A␣OR␣B |
| Aに完全一致する | “A” |
すべてのメールボックスを対象に”原神” または ”冒険”を含む(完全一致)で、検索しました

検索窓の右端の^マークを押すと下にメニューが出ます。
ここで詳しく検索することができます。
受信日時の範囲を指定したり、添付ファイルのアリナシをピンポイントで検索したりできます。

その他のオプションの追加を押すことで更に検索項目を追加できます。

紹介した以上にもっと詳しい検索方法や、便利な機能もありますが、日常使いではこのあたりまでが現実的かなと思います。
検索しても出て来ない場合
◆ 原因1 キーワードが検索対象から外れている
Outlookでは「数字のみ5桁以下」のも事例は検索できません。
例えば「123456789」という文字令がメール本文にあり、検索で「123」で検索しても見つかりません。
◆ 原因2 検索結果が多すぎる
Outlookでは検索結果が256件を超えた分は表示できません。
この場合は検索条件を追加してもっと絞り込みをしてみましょう。
◆ 原因3 Windowsの検索機能に問題がある
OutlookはWindowsの検索機能を使用しているのでOutlookではなくWindowsの方に問題がある場合があります。
その場合は、Windowsを再起動してみましょう。
また、WindowsSerchのトラブルシューティングを実行してみます。



これでも解消されない場合はこちらまでご連絡ください。